Sketches of MYAHK, the album sampler
the CD album byBlue Asia :
Jenny Chin, Mac Chew, Yoichi Ikeda and Makoto Kubota
Featured Singers: Harneys Sarahama, Satoru Shimoji, Haruko Hamakawa,Yuta Fukushima, Hide Miyakuni, Magotaro Nagata, Hiro Nagata, Yoshi Ikema, Mikako Maedomali and Kiyoshi Takehara
Produced & Mixed by Makoto Kubota for Alchemy Corporations
Cover Photo : Sadao Toyoshima, 1965
Cover Design : Ringo Takahashi & Takashi Arai
Liner Notes : Makoto Kubota
Track List for the original album
1、Myahk ミャーク
2、Ikema Kuduchi 池間口説 (イケマクドゥチ)
3、Myahk-zutsu 1 宮古節の綾語1
4, Gudinpuu 御前風
5、Weenma nu Eeg ウェーンマヌエーグ
6、Kun-nu-Shu 古見ぬ主
7、Nakadati no Migagama 中立ちのミガガマ
8、Nisu ga Tou 西が沖
9、Myahk-zutsu 2 宮古節の綾語2
10、Nakayamaabu ナカヤマーブ
11、Tabihae no Aagu(旅栄えの綾語)
12、Bangamuli バンガムリ
13, Nakadati no Migagama Remix
( 本音源はオリジナルCDの一部をお聞かせいたします。)
ライナーノーツ :宮古島、またの名は太平山あるいは麻姑山(まこさん)である。琉球王府が悪いか薩摩藩が悪いかはさておき、この島はコロンブスの大航海時代以来、地球規模で起こった植民地支配と奴隷制度のあおりを被るかのように、4世紀の間、人頭税というこの列島でも未曾有の不条理と辛酸を体験してきた。そこから得た知恵、生命力はアララガマ精神と呼ばれ、何ものにも替え難い。アララ、文字通りビックリ!のあららである。ガマ、これは何々ちゃんというニュアンス。ブラジルでいうニーニャ、ニーニョと同じである。権威が、時には天が、そして神が無理難題を突きつけても、あららチャン!というわけだ。ジャマイカが理不尽な奴隷制度からレゲェを生み出したように、宮古はアララガマを生んだ。一般的には、何クソと歯を食いしばることだそうだが、それではこの精神をあらわしていない。ジャマイカでは Cool Running という。
池間島はある年、大飢饉のため年貢を収めることが出来なかった。そこで陳情グループは首里に向かい免税交渉を行った。もし今年年貢を収めたなら自分達島人の命は存続しないと。さすがの王府もこれを聞き入れ、陳情団は島に凱旋した。その凱旋の唄が、今回2度フィーチャーされるミャークズツ(宮古節)のアーグだ。歴史とそのときのエモーションを今日まで噛み締める。このようにサウダージを伴うきっぱりとした民族意識、これは稀なことだ。この都節(音楽用語)の宮古節を聞くと怒濤の感情がほとばしるのは、そのせいなのだろう。それぞれの曲の背後にはのっぴきならない困難と、それを克服した強いスピリットが漂う。人々はこれに祈りと感謝を添えて、何世紀もの長い間生き抜いてきた。宮古の古謡が、いわゆる沖縄民謡に収まりきらなかった大きな理由はここにあるのかもしれない。
久保田麻琴 www.makotokubota.com
AMAZON : http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%BB%E3%82%A...