Saturday, 06 June, 2026г.
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ウマ

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GAIAPRESSは、大自然の不思議なもの、科学的ではないとされるもの、無視されてきたものに、もう一度、光を当て、新たな科学の視座を見出していきたいと考えています。 GAIAPRESS:http://www.gaiapress.com/jp/ Wonder Channel:http://www.gaiapress.com/jp/article-feature/wonder 強い社会性を示し、常に群れで行動するウマ。 現存するウマは、基本的に家畜として飼育されていたものが起源で、野生種はほぼ絶滅したと考えられている。 従って、群れで行動する習性が野生種にも存在したのかは不明であるが、亜種であるシマウマの行動観察などから、野生種のウマも家畜種同様の群れを作って行動していたことはほぼ間違いないと考えられている。 ウマの頭部は非常に大きく、目、耳、鼻ともに良く発達している。特に目は、哺乳類でも最大クラスの大きさがあり、網膜の特殊な形状により、足元を見る時と遠くを見るときそれぞれに、高い視力が得られる構造を有している。 また、自由に動かせる耳は可聴帯域も広く、遠くで発せられた微かな物音にも敏感に反応する。 こういった能力の陰に隠れて見落とされがちではあるが、ウマの嗅覚は、更に優れた能力を発揮しているのだ。 母ウマは、仔馬が生まれるとその全身を舐め、仔馬の臭いを嗅ぎ覚えるとされている。 仔馬は二年ほどで母ウマから独立するが、その間、親子がコミュニケーションを取るときに、その体臭が大きな役割を果たしていると考えられているのだ。 母ウマは、何らかの変化を察知すると、緊張から汗に含まれる物質に変化が生じる。その僅かな変化を仔馬も感じ取り、すぐに母ウマの近くに寄りそう。 また、母ウマから離れてしまった仔馬は、いななきで母ウマを探すが、この「はぐれてしまった」という感覚は視覚や聴覚ではなく、嗅覚で母ウマの臭いを見失った時に引き起こされるのだという。 その他にもウマは、長く世話をしている厩務員の体調や感情の変化を感じ取っているかのような、不思議な行動を取ることがある。 近年、飼い主のガンを感知する犬が話題になっているが、ウマもまた、人間の体臭の変化に敏感であり、恐らくはそのセンサ能力によって、ウマ同士だけではなく、近くにいる人間の状態まで感知しているのではないだろうか。 何れにしても、群れで暮らし、互いに密接なコミュニケーションを交わしているウマにとって、嗅覚が視覚や聴覚に優るとも劣らない役割を果たしていることは間違いない。 人間には、これほどまでに自然を計るセンサは無い。 しかし人類には、分析力という種を超えた力がある。 その分析力で自然を計り、多様で美しい地球の姿を守ること、それが人類に与えられた使命といえるだろう。 ハイテクの一歩先にいつも堀場製作所
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